交通事故豆知識

困ったときの被害者請求!

交通事故に遭ってしまったら、本来は加害者が契約されている任意保険を使っていくのですが、

なかには任意保険を契約していない方がいます。

「相手が任意保険にはいってなかったから、治療にいきたいのにどうしよう・・・。」

「どこに電話して話をしたらいいのかわからない。」

何も知らないとパニックになり、痛みを我慢した生活になってしまうので、

そうならないために【被害者請求】という言葉を覚えておきましょう!

 

1、任意保険に入ってない人がいる!?

どこで起こるかわからない交通事故。

しかも加害者の方が任意保険に入っていない!

という状況があり、悩まれている方から相談されることもありますが、

【被害者請求】を知っておくと困ることはなにもありません。

【被害者請求】は、相手が任意保険に入ってない場合に、

自分で自賠責保険に治療費などを請求することができるものです。

自分で請求するので、相手の自賠責保険がどこになるのかを調べる必要があります。

車検証とセットで車にはいっている「自動車損害賠償責任保険証明書」というのがありますので、

それを確認し、「自賠責保険証明書番号」を必ず控えてください。

そしてここの保険会社に電話をし、【被害者請求】を行う旨を伝えてください。

保険会社ごとに請求方法は違う可能性がありますので、直接問い合わせしましょう。

 

「自動車損害賠償責任保険証明書」「自賠責保険証明書番号」この2つを忘れずに控えること。

 

 

2、自賠責保険は最低限の補償がでる!

【被害者請求】が不安になるかたもいると思いますが、

自賠責保険が規定されている自動車損害賠償保障法にしっかり定められているものになるので、

問題なくおこなうことができます。

被害者に対し最低限の補償がおりる制度ですが、

以前あげたように、自賠責保険の補償額は最大120万円となっております。

これを超過した場合は、加害者に直接請求するしかありません。

ですが何もしないよりは、怪我をしてしまったのでしっかり治療していかないと

後々困るのは被害者の方々ですので、法で定められた制度を知り行っていく方が

メリットはあると思います。

 

3、手続きの仕方は??

自賠責に直接請求するのは、治療がすべて終えてからが基本となります。

整形外科や整骨院に通い、症状固定・治療終了など、

確実に終えた時点で請求します。

その際、整形外科、整骨院で支払ったときの領収書は必ず「原本」で保管しておいてください。

領収書が絶対に必要ですので、なくさないようにお願いします。

それと、物損事故で済ませている方がいるのですが、

実際に怪我もし通院されているので、人身事故に切り替えをすることをおススメします。

後々、人身事故にしない理由など記載する旨もあり、審査が通りにくいこともあります。

治療終了してから保険金のお支払いがあるまでは、事故によりケースバイケースです。

早くても1ヶ月、それ以上かかることがあります。

自分で立て替えているし生活もあるからきつい・・・。

そのような方の為に、「仮渡金制度」というのもあります。

まだ被害総額がでていなくても保険金が必要な場合は、

額は少ないですがすぐ支払いを受けられるものです。

各保険会社に問い合わせをして確認しましょう。

 

4、手続きを変わりにしてくれる人がいる!

被害者請求は書類の手続きがあるのですが、すべて自分で資料集めたりと大変です。

そんなときには、交通事故に強い弁護士や行政書士に依頼することができます。

アポロ整骨院も行政書士の先生と繋がっており、患者様に紹介させてもらっております。

自分でできる人は問題ないですが、より確実に申請するならば依頼した方がいいですよ!

相談も乗ってくれる先生なので、困ったときはお話を聞くこともできます。

 

 

5、被害者請求は活用すべき!

【被害者請求】「加害者が任意保険に入っていないときに使う。

実はこれだけではなく、「被害者にも過失が大きくあり加害者の任意保険では補償が少ない」

というときにも【被害者請求】を行うことができます。

過失割合が少しでもあれば被害者なので、権利はあります。

法で定められたものなので、気にせず使用し補償はもらうべきです。

困ったことがあればご相談にのりますので、

気軽にご連絡いただければと思います。

ココがポイント

☆【被害者請求】を知れば相手が任意保険入ってなくても補償はおりる☆

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