前回、駐車場で起こるよくある事故のお話をさせていただきました。
気を付けていても何が起こるかわからないので、本当に怖いですよね!
今回はこの逆突事故によって、加害者の方がちょっと困ってしまうような対応をする方がいますので、
それをご紹介したいと思います。
1、加害者による困る主張!!
☆相手がクラクションを鳴らさなかった☆
ご自身の後方不注意にもかかわらず、こちらがクラクションを鳴らさないがためにぶつかってしまったと言ってきます。
こちらには非はないのに困ったものです。
徐行だし停まると思っていたから鳴らさなかった。
最近鳴らすとあおってくる人もいて怖くて鳴らせなかった。
など相手に必ず主張していきましょう。
徐行ではなく、ブレーキを間違えてアクセルを踏んでいたら?
クラクション鳴らす間などないので、それもしっかりと伝えましょう。
☆相手も動いていた!前進していた!☆
こちらが完全に停止していて、加害者側だけが動いていれば過失割合は10:0になるのですが、
少しでも過失を減らすためこのような主張をしてくることがあります。
加害者が非を完全に認めず、ずっとこのような主張をしてきますので、
ドライブレコーダーや防犯カメラなどがあると相手の意見を覆すことができます。
☆こっちが止まってて、そっちが突っ込んできたんだ!!☆
そっちが追突してきたんだ!こっちは動いていない。
というように逆切れしてくるかのように主張してくるケースがあります。
自分は悪くないんだ!過失など認めない。
頑固として意見を変えてこないので、事故の調査なども入り長引くことも多いです。
これも、ドライブレコーダーや防犯カメラがあると
結果がすぐわかりますので、覆すことができます。
☆徐行でバックしていたので、急発進はしていない!☆
急発進にもかかわらず、徐行だったと主張してくることも・・・。
これが実は厄介で、徐行と認められてしまうと過失割合10:0にはならず、
9:1になることもあります。
バックを予期して回避することができたはずと思われてしまうので、
回避不可能であることをしっかり説明していきましょう。
2、過失割合が変わってしまう!?
以上にあげたような例があるのですが、
完全に停止していたので10対0になるはずが、
9対1など過失割合を変えられてしまうケースがたまにあります。
ありえないことですが、過去に変わってしまったケースもあります。
実は過失割合で慰謝料にも少なからず影響を受けます。
困らないためにはドライブレコーダーを付けて、証拠を残せるといいでしょう。
「あおり運転」にも対応できますので、今後の対応策を早めに検討していきましょう。
3、困ったときは弁護士に相談を!
加害者とのトラブルは多く、非を認めないで何か月にも続くことがあります。
一人での対処は限界があり、精神的にも肉体的にも疲労や苦痛があります。
抱え込まずに、弁護士に相談することをおススメいたします。
ご自身の任意保険に「弁護士特約」が入っていたら、
上限はありますが弁護士を雇うことができ、すべてのことに対応してくれますので、
悩まずにご相談することも大事です。
保険会社から弁護士を紹介されるケースもありますし、
ご自身で探す人もいますが、時間がかかってしまうしどこがいいのかわからない。
となってしまい時間だけが過ぎていきます。
アポロ整骨院では、交通事故に詳しい弁護士をご紹介しておりますので、
わからないこと、困ったことがあればいつでもご相談ください。